新橋~浜松町② [山手線ジグザグ散歩]
成長著しい汐留です。
かつては、貨物の線路だけ見える、だだっ広い場所でしたが、
21世紀に高層ビル街に変身してしまいました。
ビジネス街ということもあり、休日は閑散としていますが、
麹町から汐留に移転してきた日本テレビ周辺だけは人が集まっているようです。
ゆりかもめの汐留駅。
山手線の東側を平行して走る、ゆりかもめの軌道に沿って南へ。
振り返れば、摩天楼。
右下の写真は山手線の反対側。
日本中央競馬会のビル、ウィンズ汐留。
新橋駅前から移転した場外馬券売り場があります。
そこへと抜けるガードは、2009年1月現在工事中でした。
これができると、汐留側の交通量も増えるのでしょう。
さて、上野駅から高架橋の上を走って来た山手線は
新橋を出て浜松町へ向かう途中で、
土手の線路上を走る電車に変わります。
明治時代、線路が敷設されたころは、
秋葉原や神田のような街中ではなかったのでしょう。
おそらく線路の東側に海が迫っていたはずです。
136 新銭座ガード
泥臭いですねぇ。
こういう異空間が楽しいんですよ。
新銭座(しんせんざ)と呼ばれるこの辺りには、
明治時代、慶応義塾のあったそうです。
私、港区民だったこともありますが、
この付近がそんな由緒あるところとは全く知りませんでした。
現在、新銭座ガードのある場所から北が汐留の再開発地区、
南の景色は昭和時代のまま。
タイムスリップしたような気分になります。
中小企業の小振りのビルとお店や普通の住宅が並び、
その隙間から東京タワーが顔を覗かせる。
これが、私が子供のころに観ていた港区の景色です。
さあ、次は浜松町。
出発地点の品川まであと二駅となりました。
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