03 アークヒルズ裏の橋 [山手線内跨道橋巡り]
土地がデコボコしている東京の都心。
山手線の内側限定で、
土地の高低差が原因で架けられ
上も下も、人とクルマが通れる橋を巡っています。
今回の橋は、六本木アークヒルズの裏にある小さな橋です。
アークヒルズは、港区六本木一丁目にある巨大な複合施設です。
お寺と古い民家がひしめく谷を森ビルが開発し、
高層のホテル、オフィスビル、コンサートホールなどがある
21世紀の街に変えました。
冒頭の写真の橋は、アークヒルズの北側にある
桜坂をジグザグに上ったところにあります。
橋の名前がわからないんですよねえ。
正確な名前が知りたいのですが・・・。
アークヒルズ橋?
桜坂の上だから桜橋とか。
古い地名をとって霊南坂橋?
近くにスペイン大使館があるからスペイン橋?
ミクロネシア大使館の横だからミクロ橋とか?
もし、名無しならば、
木洩れ日がキレイだから、
「こもれび橋」なんて名前がいかがでしょうか?
橋の下から上へは
歩行者は一つだけある階段で
クルマは少し遠回りをして、
東側からスロープで上ることができます。
橋をくぐり、道を南に折れ、
スペイン大使館の壁を横目に歩くと、
すぐに下り坂が現れます。
名前はスペイン坂。
長い坂道で、
ここで自分が高いところを歩いていたことに気づかされます。
アークヒルズは、完成したのが1986年。
出来た当時は、六本木の新名所になっていましたが、
近年、一見さんは六本木ヒルズや東京ミッドタウンを
訪れます。
私が訪れた休日も、
人影が少なく、
この滝のあるカラヤン広場も、落ち着いた雰囲気でした。
かつてはテレビ朝日の本社がありましたが、
今はスタジオだけ残っているようです。
ちなみに、テレ朝は昔、
日本教育テレビ(NET)と言って
本社が今の六本木ヒルズに近い、材木町にありましたね。
最後の写真は、
クラシックファンおなじみの「サントリーホール」。
橋のある場所はこのホールの裏です。
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